ヘルニアになりまして。

38歳、働き盛り。椎間板ヘルニアになりまして、何をしたらいいかもわからずとりあえず記録として日記にしたためてみます。


腰痛時のベルトの選び方

腰痛持ちの方なら誰でもコルセットやベルトを1本は

持っているかと思います。

でも、腰痛ベルトってものすごい種類があるので

どれが自分に合うのかわかりませんよね。

なので腰痛ベルトの選び方について纏めてみたいと思います。

ベルトを使っても腰痛が治るわけではありません。

腹圧を高めたり、ホールドする事により痛みを感じにくくしているだけです。

一番大事なのは無理をせずゆっくり休むことです。

 

ベルトやコルセットを使うのは、

固定することによって動きを制限して痛みが出る姿勢を取らせない

または、

腰を支える筋肉や椎間板の働きをサポートする

という目的があります。

もちろん、両方の目的を満たす場合もあります。

なので、ものすごい種類の腰痛ベルトがあるわけですね。

(腰痛持ちが多いので売り出せば売れるという事もありそうですが(笑)

 

 一番いいのは痛みがある時に売り場で実際に装着して

痛みが引くものを買えばいいんでしょうが、激痛で起き上がるどころか

微動だに出来ない状態で買いに行くなんてまず無理です。

多少痛みがあって外出ができるっていう場合には実際に店頭で

試着したほうがいいです。

 

サイズがあるのでちゃんと自分の体に合ったものを選ぶようにしてください。

整形外科を受診すると自分の体に合うものを処方してもらえる

こともあるので、どれを選んだらいいかわからない場合や、

試着しても良い物が見つからない場合には、一度病院で聞いてみるのも

おすすめです。

痛みの度合いに合わせて、自分の体に合ったものを適切に使用することが大切です。

ちなみに自分は骨盤を抑える細いタイプ(ベルト)から、肋骨下まで覆えるような

大きなタイプ(コルセット)まで色々な太さで5種類持っています。

 

腰痛ベルトは様々なものがありますが、正しい着け方をしないと

きちんとした効果が得られません。

よほど変なものでない限り説明書がついています。

基本的には骨盤あたりをホールドすれば良いのですが

物によってベルトの留め方や位置の合わせ方など様々です。

なので、説明書をよく読んで正しい着け方でご使用ください。

病院や店頭で購入する際には、自分に合った物の説明だけでなく

正しい着け方に関しても教えてもらえるので、出来たら是非とも

 そうしたところで購入してみてください。

 

  • 強い激痛を感じるとき (ぎっくり腰やヘルニアなど)

ぎっくり腰やヘルニアの時などの強い激痛を感じる際には

出来るだけ動かないのが一番なんですが、僕をはじめとした

社畜なサラリーマンにはやらねばならない時があります(笑)

痛みが強い時には腰が動かないように強く締め付けて

骨盤を固定が出来る物がいいです。

 特にコルセットにベルトが付いたタイプがおすすめです。

締めつけの強さを調整できるので、苦しくなったら簡単に

緩めることができます。

(ズボン等を下ろさないといけませんが・・・)

 

見た目でベルトが2重になっているものでも、締めてみたら

ゴムの張力が弱くて強く締められなかったり、強く締めると

お腹が圧迫されて気持ち悪くなってしまったりするので、

出来たら痛みがない時に実際に装着して購入されることを

お勧めします。

 

締めつけのベルト部分に滑車のような役目をするプラスチックの部品が

ついているものがあります。

そうしたものは、機能的に強く締め付けできるものが多いようです。

どうしてもネットで買わざるを得ない場合などは、そうしたものを選んでみても

いいかもしれません。

 

 

  • 中くらいの痛みを感じるとき

固定する力はそれほど強くなくてもいいです。

激痛時のコルセットは腰を固定する事が目的ですが、

中くらいの痛みの場合ではある程度固定することも大事で、

かつ、腰の動きを阻害しないタイプのものを選んだほうがいいでしょう。

上記の強い痛みを感じる時のコルセットでそれほど大きくないものであれば

締めつけを緩くして使用することは可能だと思います。

 

痛みが軽く感じるようならコルセットよりも細い腰痛ベルトを

使ってみるのもいいと思います。

 

 

  • 軽い痛みのとき、腰痛予防のとき

軽い痛みの時には腰を固定することよりも、腰の負担を

軽くするためにサポートできるようなものを選んだほうがいいです。

コルセットを常時使っていると筋肉が弱くなってしまい

返って腰痛が悪化する場合があるためです。

腰痛ベルトではなく、テーピングやテーピング効果のある着圧スパッツ等を

使ってもいいと思います。

特に着圧スパッツはおすすめです。

自分は今だに疲れてくると太ももに痺れを感じる時があるのですが、

そのような、ベルト付けるほどではないけど何かしたいって言う時や

「今日の仕事はハードだから」って言う時の腰痛予防で使っています。

 

 

  • 素材に関して

メッシュ素材で通気性の良いものもありますが、中には締めつけが弱いものも

あるのでお気をつけください。

とは言え、夏場などはゴム素材のものだと蒸れてしまうので一つしか

持たないのならメッシュの物の方が一年中使えていいかもしれませんね。

(ゴムの物も締め付け感が良かったりするので、僕も一本持っていますが)

メッシュの物は洗濯でも痛むので、洗濯用の網の袋などに入れて

洗ったほうがいいですよ。

 

  • まとめ 

1. 基本は試着して選ぶ。

2. 自分の体に合ったサイズのものを選ぶ。

3. 痛みの度合いに合ったものを選ぶ。

4. 正しい着け方で使用する。

5. ベルトをしても治らない。休むのが一番。